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郷土出身の医学生のみなさまへ
 この地へ医師としてお戻り頂き、ふるさとと、そこに暮らす人々の命を守ってほしいのです。そして、共にふるさとづくりに、汗を流してほしいのです。  飯田下伊那地域では、かつて数多く存在した産婦人科医療機関が相次いで分娩取り扱いを停止し、現在では、市立病院と1つの医院だけになってしまいました。
 眼科医師、外科系医師の不足も深刻です。また、医師の絶対数の不足に加えて、都会や有名病院へ研修医が集中する、いわゆる医師の偏在も地方の医師不足に拍車をかけています。
 
 高齢化が進み、医療需要がのび「必要な医療サービスが受けられない」という状況が拡大することが心配されます。とくに、中山間地域では、一次医療を担って頂く「総合医」的な医師の存在が地域の存亡をかけた切実な願いです。
 
 当地方と致しましても、この状況を少しでも改善するため先年、医師会はじめ行政機関、医療関係機関が結束して「医師等確保対策委員会」を設置し、医師確保のための様々な活動を開始したところです。
 このたびあなたにこのようなメッセージをお届けするのも、この活動の一環として行っているものです。 ご存じの通り、飯田下伊那は、首都圏からの時間距離の長いところとしての現状を長年甘受してまいりましたが、2027年にはリニア中央新幹線がこの地を通り、駅ができることが確実となりました。東京・名古屋が約40分で結ばれ、その中間ですから、極めて短時間で東京へ、名古屋へ、国際空港へ移動することが可能となります。
 
 このメリットを最大限生かし、且つ他では得難い大自然や伝統文化、人情味といったものを守り通すことによって素晴らしい地域を創造して参りたいと、郡市民一丸となって頑張っています。
 どうぞふるさとのこの現状をご理解頂き、この地へ医師としてお戻り願い、ふるさとと、そこに暮らす人々の命を守ってほしいのです。そして、共にふるさとづくりに、汗を流してほしいのです。
 
 是非お考えいただき、ご一報くださいますよう心からお願い致します。 ご健勝にて勉学に勤しまれることをご祈念申し上げごあいさつといたします。
平成25年3月
飯田市長 牧 野 光 朗