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お年寄りに付き添う時の心得
受診に便利な医師をかかりつけ医にしましょう
早め早めに受診する
高齢者は症状に対する自覚が遅く、受診時にはかなり進行している危険性もあります。
食欲がないなど、体調がおかしいと思われたら、早めに受診しましょう。
初診時は家族が付き添う
しっかりしているようでも、年をとってくれば記憶力や理解力が衰えます。
病歴に答えたり、医師からの指示や看護法をきちんと守る為にも、初診時は家族が同伴しましょう。
医師との信頼関係を築く
年をとってくると、大抵の人が病気の1つや2つは持っているようです。
しかも、高血圧など慢性の病気が中心。長期にわたって受診することが多くなるので、
医師とよい関係を築くことは重要なポイントです。日常の生活指導など、
医師からの指示をきちんと守ってお互いの信頼関係を大切にしましょう。
痴呆性の病気の対処は早めに
人格変化や異常行動が現れてこないうちは、なかなか痴呆症の病気は見つけにくいものです。
物忘れがひどくなったり、脈絡の無い事を話すようになるなど、
少しでも「おかしいな」と思われるときは早めに医師に相談して、対処法を考えることです。
薬の管理は慎重に
とくに痴呆の症状が現れているお年寄りの場合、飲み忘れたり、
反対に飲んだ事を忘れて何度も飲んでしまう事があったりします。
できれば1回分ずつ分けて渡すなど、家族が管理する方が安心です。