地域連携パス
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南信州脳卒中連携パスについて
 平成16年に地域完結型脳卒中診療体制を構築するため、飯田下伊那地区のいくつかの病院が集まって研究会を始めました。研究会の目的は、従来から培われてきた個々の診療所と病院との病診連携をベースに、飯田下伊那地域で脳卒中の治療を必要とされる方々に、急性期、慢性期、維持期を通して病期にあった適切な治療をどこの医療機関でも同様に受けられ、尚かつ地域内で完結する事でした。
 その後、医師会を中心に新たな医療機関を加え、平成20年6月より南信州脳卒中地域連携パス懇話会≪地域連携診療計画会議≫としてスタートしました。

 当懇話会の地域連携とは脳卒中急性期治療を行った後、在宅が困難な患者さんに対して回復期リハビリテーション病棟を有する病院及び準ずる病院へ転院していただき、在宅復帰に向けたリハビリテーション治療を行う継ぎ目のない一連の連携で、前身の研究会の目的を踏襲した上で、別紙のような連携システムを構築しております。脳卒中地域連携医療システムを実施するにあたって、南信州脳卒中地域連携パス懇話会は年3回の合同会議を開催しております。会議の設定は計画管理病院(飯田市立病院、瀬口脳神経外科病院)が行います。

 合同会議は脳卒中地域連携医療機関8病院(下伊那赤十字病院 下伊那厚生病院 西沢病院 飯田病院 健和会病院 輝山会記念病院 飯田市立病院 瀬口脳神経外科病院)と老人保健施設代表・医院診療所代表の担当者(医師、看護師、地域連携室等)が参加され、幅広い意見の交換を行っております。
 今後は、全ての病医院診療所との連携を視野に、又、医療機関間の情報交換がよりスムーズに行われるよう情報管理システムの構築(ismシステム連携)、運用を検討しております。
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