かかりつけ医のススメ
診察を受ける前に
保険証は必ず提示する
乳幼児や妊産婦が受診するときは母子手帳、高齢者が受診するときは健康手帳(医療受給者証)も一緒に提示します。
受診時間は厳守
予約制など受診の時間が決められているときは、遅れないようにしましょう。遅れそうなときや、予約を取消しするときは事前に電話などで連絡しましょう。
何科にかかるか迷ったときはかかりつけ医へ
熱がある、頭が痛いなど、いくつかの症状があったり、どこが悪いとハッキリ自分で特定できないような症状があるときは、まずかかりつけ医を訪れてください。かかりつけ医ではその症状の原因を明らかにし、適切な指示を出してくれます。
紹介状などの提出は
かかりつけ医からの紹介状やレントゲン写真などがある場合は、窓口に話し、いつ提出したらよいか尋ねましょう。病院によって違うことがあります。
受診の際に検査があるとき
受診の際に検査があるときは決められた時間より20〜30分早く着き、心身の平静を保ってから検査を受けます。また、診察の結果によっては尿検査をするときもあります。受診直前にトイレに行ったばかり…となるのも困りますが、かといって行きたいのを我慢して診察を受けるわけにもいきません。だいたいの目安として30〜40分前にトイレに行っておくとよいでしょう。
かかりつけ医がいれば適切な診療科を指示してもらえます
総合病院に出掛けたはいいが、一体何科にかかればいいのかと迷う事があります。自己判断で診療科を選んでしまうと、長い間待たされた挙げ句、他の科にまわされるという事にもなりかねません。まずかかりつけ医に相談して、症状にあった適切な診療科を指示してもらえばより安心です。
順番通りに診てくれない?
長い間、診察待ちをしているうえに、明らかに後から来た人が先に診察室に呼ばれたりすると、ついイライラ…という経験はありませんか。これは医師の判断で急を要する患者を優先したり、検査内容によって順番が前後するなど、必然的な事が多いようです。しかし、待っている間に具合が悪くなった時は、遠慮せずに、受付の人や看護婦さんに申し出てください。順番だからと我慢しているうちに、病状が悪化してしまう恐れもあります。